【正会員の部】 ◯中溝 茂雄(なかみぞ しげお)さん (教育学部中等理科 1980 年卒) 現 神戸親和大学教育学部教育学科教授(元神戸市立中学校長)
 阪神・淡路大震災を被害の大きかった須磨区南部の中学校で経験、3000 名を超える避難者が殺到する避難所の運営や学校の復興に取り組まれました。 その後、神戸市教育委員会防災教育担当指導主事として神戸市の防災カリキュラムや副読本作成などに尽力され、 神戸市教育復興の中核的役割を果たされました。また震災経験を伝える「語り部」活動にも継続的に取り組まれ、現在は大学において次世代に伝える防災教育の研究に取り組まれています。 当日は、短い時間でしたが記念講演で震災当時の貴重な体験をお話していただきました。「この度は、素晴らしい賞を賜り、誠にありがとうございます。講演については、もっと伝えなければならないことがあったはずだったと少々反省しています。貴重な機会を賜り誠にありがとうございました。」
【準会員の部】 ◯坂本 優音(さかもと ゆうね)さん (国際人間科学部 環境共生学科4回生)
 3歳からピアノを始め、4歳からコンクールに出場。ピティナピアノコンペティション、日本バッハコンクール等に出場し、入賞。高校進学後は、部活動や学業との両立を図りながらコンクール参加を続け、 大学進学後は、留学やサークル活動に力を入れながらも演奏活動を続け、昨年度開催された「第15回日本バッハコンクール動画大会本選」に出場し見事第1位に輝かれました。当日は、バッハ作曲「平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第13番 嬰へ長調 前奏曲とフーガ BWV 858」と、ショパン作曲「幻想即興曲 嬰ハ短調 作品 66」の2曲を演奏していただきました。「紫陽会受賞も、記念演奏もとても貴重な経験をさせていただきました。心より感謝申し上げます。」
◯川 弘貴(かわさき ひろたか)さん(国際人間科学部 発達コミュニティ学科4回生)(当日は、副実行委員長を務める全国新人英語スピーチコンテストのため欠席。11月6日、個別に授与。) 中学から英語スピーチ競技に取り組み、大学ではESS部の部長として活動されてきました。昨年は大学生の英語スピーチ大会の最高峰と言われる「第44回全日本英語会連盟杯争奪学生英語弁論大会」において神戸大学生として初の日本一に輝かれました。現在はスピーチインストラクターとして、全国の大学ESSの英語スピーチ競技者にスピーチのスキルを教えつつ、スピーチ大会の運営者、審査員として次代の競技者の支援に努められています。「卒業後は、幼いころからの夢であるパイロットを目指して訓練・養成学校へと進む予定です。ありがとうございました。 」
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